適切な食事の時間①

私たち人間には一定の時間的なサイクルをもつ「体内時計」というものがあります。これは人だけでなく動物も同じで、体内時計によって身体が活発に活動する時間や休息する時間がある程度決まっています。
この体内時計のリズムにズレが生じた場合(例えば本来は活動する時間に寝ていたり、休息する時間に食事や運動をしたりする)、心身にかかる負担が大きくなります。
体内時計は朝日の光を浴びることや朝食等の摂食活動により調整されているため、適正な生体リズムを保つためには「睡眠」と「食事」の習慣を規則正しく送ることが重要です。
そこで今回は体内時計がきちんと整えられるための食生活について紹介したいと思います。

■食事のタイミング

1.朝食について 現代人にとって大きな問題となっているのが朝食を食べないという事です。朝起きてすぐにごはんを食べられない、食べる時間がない、食べるのが面倒だという人も多いのではないでしょうか。
しかし朝食というのは人間にとって大切なものです。朝食をとるタイミングとしては起きてからすぐというのが理想ですが、遅くても2時間以内には食べるのが望ましいといわれています。朝食が何故大切かというと朝食をとることで、エネルギーとなり、体温をあげたり、脳と体が目覚めたりすることができます